ひとりっこよじはむ

よじはむだよォ〜おもしろいよォ〜

#8普通こそ

 

あったかくなってきたね。よじはむです。

 

自分の事を天才と褒め続けて2年あまり、心に刺さっていたトゲが少し抜けた感じがする今日この頃です。

もうとっくの昔に凡人以下である事には気づいていて、全てにおいて諦めていたんですが、とある人物の生き様を見てたらなんか比べるのとか、今持ってるモノがどうでも良くなった感じです。

プロ奢ラレヤー って奢られて暮らしている青年なんすけど、彼の底知れないマインドに日々影響を受けてたらイイ感じの今になってました。

 

 

生きてきてよく「あ、そうか。」となる場面に出くわす事があって、小さい頃はあんまり気にならなかったんだけど大人になって、社会の中に混じると無駄に比べてしまってその度に凄い劣等感を感じてたんだよね。

子供の頃と違ってライト勢が少ない代わりに諦めてるヤツと突っ走ってるヤツの差がエグいんだよね。そんな中で諦めきれず、かといって突っ走れる根性もブチ抜けるセンスも持ち合わせてない俺は宙ぶらりんになっていた。

多分ちょっとしたコツとかなんだけど、都度普通は気付く気付きが少なくて、人が10分で出来るヤツを何時間もかけてやって、更に抜けが多い。みたいな事を繰り返してた。他にはザックリだけど、人より発想が乏しいなとか同じものを見ても感じる事が少ないな。とか。

周りの人は何か知らないけど出来ちゃう。って目にも止まらぬ速度でミスなくこなして行くのを横目で見て落ち込んだりしてた。

単純に視野が狭すぎて一つに固執してるからって理由は今だから分かる事。当時は散漫な事に夢中だった。

自分より細かい事まで気を配れる人、自分より忍耐が強くてブチ抜くまでやり切る人、段違いに記憶力がいいひと、比べ始めたらそこはもう地獄。"普通でしょ?"が途方もなく遠い俺は劣等感しかない。

オンラインゲームとかだと余計分かりやすかったかも知れない。出し抜かれて出し抜かれて、普通の人によく蹴散らされていた。

 

やっとこさ一段登った階段を二段飛ばしで駆けて行く人を横目で見る事に慣れてしまった。

 

このままじゃマズいと思ってネットのインフルエンサー自己啓発本を買い漁った。10冊くらい読んだ段階で、この人たちは階段を3段も4段も飛ばして登る人たちだ…って気づいた。そりゃそうだよな。俺みたいなヤツが興味を持つような書き方をしてるんだから。

ただ一つそこで気付きがあったのは劣等感だけじゃなくて、彼らは物事をとてもシンプルに考えているって事。

なんか簡単そうなんだよね。そもそも階段、無くね?的な。

発想はわかった。けど実際そんな天才じみた生き方なんて出来るわけもなくダラダラと同じ日々を流して生きていた。

この辺でプロ奢を見つける訳なんだけど、例のごとく記憶力が皆無な私、何にここまで影響受けたのか忘れて大事な場面なのに何も思いつかない(笑)

いやホント説明超下手くそなんだよね〜。なんでみんな自分が好きなヤツあんなに上手に説明できるのかな…

まぁ…端的に変わった事が有るとすれば

メチャクチャ人任せにしても角が立たない人間になった

全く比べなくなった。人目を気にしなくなった

知らん人の事より自分の内なる声を最優先にした

ら辺かな…この辺を無意識で徹底する事で生きやすくなった。

 

多分ここで天才ぶって斜に構えたらひっくり返って倒れるんだと思う。自分はそう言う人間じゃないって直感で分かる。

でも凡人で良かった事もあって、天才、特に天才って信じてる人を見ると辛そうだなって思うんだよね。

今まですぐ出来たんだろうね。周りを巻き込んだりしてそつなくこなして来たせいで、少し出来ないだけであっという間に興味の寿命を迎えて朽ちて行った。惨めである。

その点については鈍感だから、好きな事には程よくプライドを出して楽しくやってこれた。

 

ただ今まで一貫してやらなかった事が一つだけたるとすれば、言い訳をしない事だ。

早めに気付いて良かった。言い訳はその場を取り繕う為だけの意味のないモノだ。

幸い口は上手い方だし、人の感情を察して会話出来るから言い訳なんて簡単だ。だけど絶対にやらない。ある意味嘘より酷い習慣だ。絶対に。

嘘は楽しい嘘もあるから良い。ただ育ってしまうから注意しなければいけない。言い訳は全く良い事がないからダメだ。

確かにその場での自分の立場は確約されるかもしれない。けど口に出した言葉はシッカリ脳に刻まれて考える事をやめ、何も進む事なく同じ失態を繰り返す。じわじわ首を絞める為だけに存在する悪癖だ。言い訳する人に魅力は存在しない。

だから出来ない時は理由を探す。結局階段を一段ずつしか登れない凡人の俺はトライアンドエラーを回し続けるしか生きる道が存在しないのだ。

ここに関しては客観視した時に恥ずかしくない選択は取れていると思う。

 

 

 

普通の事が出来たらもう天才じゃないか。極論、靴を履くだけで凄い。

ここの水準を下げると幸せになれる。

 

日々少しずつ、失敗を昇華していこう。